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きなこ帝国

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タイトルなし!妄想★小説


足元のボロボロの板を一歩一歩慎重に進む一行。

先頭のキコリが橋の半分の手前くらいまで進んだその時でした。


グニャリ。


いきなり橋が大きく揺れました。


キコリしゅさん「ギャーッ!!」


みんな必死にロープに掴まりました。

かなり強く揺れたせいか中々揺れがおさまりません。


浦島さん「とりあえず先頭の方、渡り終わったら覚えておいてください(怒)」


キコリしゅさん「ちょっ…何もしてませ…」

グニャグニャリ。


更に橋が大きく揺れました。


四人は振り落とされないように必死にロープにしがみつきました。

ミラ頭巾ちゃん「あふ…何だか楽しんでたらちょっと…気持ち悪くなってきました…」


ち?アリス「わわ!(汗)大丈夫ですか?」

橋の尋常じゃない揺れ方に、一体何が起きているのかも分からず、パニックになっていると…


先頭のキコリが橋の反対側に大きな人影を見ました。


キコリしゅさん「向こう側から誰かが…渡って…」


ロープにしがみつきながらキコリが伝えると突然…


「おめぇら!どごの国のもんだぁ!」


轟くような声が聞こえてきました。


その影が少しずつ近づくにつれ、揺れが激しくなり、その影がとんでもなく巨大だという事がわかってきました。


キコリしゅさん「も…もしかして…あれってば…あれってば…!!」


先頭のキコリは近づく巨大な影に嫌な予感がしてジリジリと後ろへ下がりました。


「おめぇら、こっちの入り口から入ってきたってぇことは相当腕に自信がある奴らなんだろぅなぁ?!」


人影は更に近づき、辺りにドスのきいた声が響き渡りました。

すると、

グニャンとまたまた橋が大きく揺れて、

「お?ぃ!赤鬼?オラも加勢に来たぞ?」

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